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ニューズ&コメンタリー

福島第一原発、炉水の1万倍の汚染水に足つける

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 「非常に濃度が高いものとなっております。通常の運転中の原子炉水に比べましても4桁ほど高い」。作業員3人が170ミリシーベルト超の放射線を浴びる原因となった水たまりの放射能について、3月25日未明、東京電力原子力運営管理部の鈴木晃(あきら)課長はそう明らかにした。前日にはなかったというその汚染水はいったいどこから出てきたのか、鈴木課長は「分かっていない」と答えた。

  ▽筆者:奥山俊宏

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 ■放射能

 25日午前3時46分、東京電力本社で記者会見は始まる。

 配られた2枚紙の資料の

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く』(朝日新聞出版、2017年11月)、 『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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