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ニューズ&コメンタリー

東京電力の危機、社長入院、会長記者会見、その詳報

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。3月29日夜、同社の「原子力緊急時対策本部」の本部長を務める清水正孝社長が「極度の目まい」を訴えて入院。30日、代わりに「実質的」な最高責任者となった勝俣恒久会長が記者会見を開いた。東電はこの危機にどう対処しているのか。東京都千代田区内幸町の東京電力本店から報告する。

 

 ■社長入院の報が入る

 30日午前11時45分、記者会見が始まる。

 福島第一原発の周辺の海岸で前日に採取した海水に含まれる

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く』(朝日新聞出版、2017年11月)、 『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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