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ニューズ&コメンタリー

福島第一原発、地震49分後の第2波で波高計が破損、浸水4~5mが致命傷に

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 東京電力福島第一原子力発電所は、建屋を破壊され、外界に放射性物質を放出する異常な事態に陥っている。東電は4月9日、福島の2つの原発にどのように津波が襲ってきたか調査した結果を明らかにした。原発の危機に東京電力はどう対処したのか。東京都千代田区内幸町の東京電力本店から報告する。

  ▽筆者:奥山俊宏

  ▽関連記事: 連日連載・東京電力本店からの報告

 

 ■9日ぶりに武藤副社長が記者会見

拡大福島第一原子力発電所展望台から見た津波の様子。「協力企業」の作業員が携帯電話で撮影した動画の一場面。集中廃棄物処理建屋や排気筒の南にある高さ30メートルほどの切り通しにぶつかって、それをさらに20メートルほども超える水しぶきが上がっているとみられる(東京電力提供)

 9日午後6時32分、原子力・立地本部長の武藤栄副社長の記者会見が本店3階で始まる。3月31日夜に同じ場所で会見して以来9日ぶりで

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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