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ニューズ&コメンタリー

オリンパス元社長ウッドフォード氏、委任状争い「撤退する」

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 オリンパスのマイケル・ウッドフォード元社長が5日夜、東京都新宿区内で朝日新聞の単独インタビューに応じ、3月にも開かれる同社の臨時株主総会に独自の役員選任案を出すための活動について、「これ以上は続けず、撤退する」と述べた。同氏は、オリンパスの不正経理を社内で追及し、10月に社長を解任されたが、これで社長復帰は厳しくなった。

  ▽筆者:奥山俊宏、中川仁樹、牧内昇平

  ▽この記事は2012年1月6日の朝日新聞に掲載された原稿に加筆したものです。

  ▽関連記事: Transcript of interview with Michael Woodford, former CEO of Olympus

  ▽関連資料: Statement by Michael Woodford (in English)

  ▽関連資料: ウッドフォード氏の声明文(日本文で)

  ▽関連記事:   オリンパスに関連する記事の一覧

 

 ■国内大株主の支持を得られず

拡大インタビューに答えるウッドフォード氏

 ウッドフォード氏は5日夜、朝日新聞の取材に対して、「オリンパスの新たな役員候補を提案するための活動を打ち切らせていただく」との考えを表明。「それを続けても生産的ではないだろうとの結論に至った」と述べた。高山修一社長ら現経営陣が提案する役員候補とウッドフォード氏が提案する役員候補とで株主の賛同を奪い合う「プロキシファイト(委任状争奪戦)」はこれでなくなる。

 ウッドフォード氏によると、昨年10月14日に社長を解任されて以来、妻が

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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