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ニューズ&コメンタリー

汚染水漏れ口遮断「具体的検討していなかった」幹部発言、広報部は全面否定

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 東京電力の今泉典之・原子力・立地本部長代理は今年7月26日の定例記者会見で、福島第一原発2号機のタービン建屋とその海側の坑道(トレンチ)の間の汚染水の通り道の遮断について、最近になって新たに検討を始めたと述べ、事故発生以降の過去の検討状況について「当時からここを閉塞する何か検討を続けていたかというと、ここについては具体的な検討はしてなかったと思います」と述べた。しかし、その後、朝日新聞の取材に対して東京電力の広報部は「推定で回答してしまった」として、これらの発言を否定した。坑道には、破損した原子炉から事故直後に流れ出た高濃度の汚染水がたまったまま放置されていた。

 この日の定例記者会見で、東電は「海側トレンチ調査の

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く』(朝日新聞出版、2017年11月)、 『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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