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ニューズ&コメンタリー

原発事故「実時間実動訓練」で汚染測定機材は事前準備

福島第一原発事故では失敗したのに

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 昨秋の国の原子力総合防災訓練で、放射能汚染を空から把握する航空機モニタリングの機材が、あらかじめ訓練現場に搬入されていたことが分かった。東京電力福島第一原発事故では、この機材を福島県に早期に送り込めず、初期の汚染把握に失敗。原子力規制庁は今回、「シナリオを明かさない実時間実動訓練」「災害場面に近似させた訓練」としていたが、事故の教訓を生かしていなかった。

▽筆者: 奥山俊宏

▽この記事は2014年1月9日の朝日新聞5面に掲載された原稿に加筆したものです。

▽関連記事: 空からの放射能汚染把握、実施できず 福島第一原発事故発生当初

▽関連記事: 原発事故対応:アメリカではやったのに日本ではやらなかったこと

 

拡大川内原発の南を自衛隊ヘリで飛びながら測定した放射線量=原子力安全技術センター提供
 訓練は、国が鹿児島県や九州電力と合同で、同県薩摩川内市の川内原発とその周辺で昨年10月11~12日に実施し、安倍晋三首相も

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書に『パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く』(朝日新聞出版、2017年11月)、 『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)。共著に『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)など。
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