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ニューズ&コメンタリー
(2010/07/21)
(小川雪)
「バッタもん」は、バッタの姿をした40センチほどの立体作品。ルイ・ヴィトンなど5社のロゴマークや柄を使った9体が、4月15日から6月27日まで開かれた「ファッション奇譚」展に展示された。
関係者によると、ルイ・ヴィトン社は5月6日付で美術館と岡本さんに文書を送り、作品は商標権を侵害するコピー品で作られ「偽造品の販売という犯罪行為を肯定する」「この行為は無断かつ許容のできない範囲での登録商標の使用である」などとして展示中止を求めた。
美術館を運営する神戸市産業振興財団は、同日中に撤去を決め、閉館後に他の作品と差し替えた。展覧会ポスターも回収され、図録は販売中止になった。図録には、岡本さんが中国での買い物について書いた短文「バッタもん採集の話」が載っている。
同館の久保利洋二事務長は「展示自体は商標権の侵害とは言えないと考えている。だが企業と争いながら展示するのは本意ではない」と話す。撤去後に、今回の展示は違法ではないと弁護士に確認したという。
同館によると展覧会は「面白くて危険な魅力を通じて、ファッションの本質に迫りたい」と企画された。四つの小テーマのうち「オリジナルとコピー」のコーナーに「バッタもん」は展示された。
岡本さんは「営利目的のコピー商品と同列に論じるのはおかしい」と反発。ただし、「作品は大量消費社会におけるオリジナルとコピーの関係を考えさせるもの」として、素材がコピーか本物かは明らかにしていない。美術館の対応について「企業に言われて撤去する姿勢は残念だ」と話す。
ルイ・ヴィトン社は「この件の取材は受けない」としている。
一方、弁護士らが芸術にかかわ
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