オリンパスと企業統治、コンプライアンス
長年にわたって損失を隠して決算を粉飾し、世間の目を欺き続けたオリンパス。内部…
東京電力の原発事故・危機対応
東京電力福島第一原子力発電所1~3号機の原子炉は2011年3月11~15日に…
小沢一郎衆院議員の政治団体の事件記録
自民党や民主党の幹事長を歴任した大物政治家、小沢一郎衆院議員の資金管理団体「…
ニューズ&コメンタリー
(2011/10/23)
スガオカさんは米カリフォルニア州に住み、GEのために働いていたが、1998年に解雇され、2000年6月、福島第一原発1号機のひび割れ隠しを告発する手紙を日本の通産省(現・経産省)に送った。ところが、東電社員はウソをついて、ひび割れ隠しを否認。通産省は、スガオカさんの話を聴くことなく、東電に告発の情報を伝えていた。東電と原子力安全・保安院は2002年8月になって、トラブル隠しの数々をやっと公表し、その遅れを批判された。
福島第一原発から18キロ離れた福島県楢葉町に住み、いわき市に避難している友人の栃久保寿治さん(57)の招きで、スガオカさんは今回、来日した。今は警戒区域となっている福島県の浜通りは、スガオカさんにとって、1970年代後半から約20年にわたって毎年のように訪れた地。栃久保さんら友人が多数いて、「第2のホーム」だったという。
21日、栃久保さんとと
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