福島第一原発事故と東京電力のリスク管理
東京電力福島第一原子力発電所1~3号機の原子炉は2011年3月11~15日に…
オリンパスと企業統治、コンプライアンス
長年にわたって損失を隠して決算を粉飾し、世間の目を欺き続けたオリンパス。内部…
小沢一郎衆院議員の政治団体の事件記録
自民党や民主党の幹事長を歴任した大物政治家、小沢一郎衆院議員の資金管理団体「…
ニューズ&コメンタリー
(2018/07/01)
ニューヨーク・タイムズや国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)の記者たちの調べによれば、ロス氏は商務長官就任後もナビ社の株を持ち続けていた。一方、ナビ社は、ロシアのプーチン大統領の周辺と深い関係にあるガス石油化学会社「シバー」との取引で利益を得ていた。このような事実関係は、タックスヘイブン(租税回避地)から流出した「パラダイス文書」をICIJが分析する過程で浮かび上がった。ICIJは2017年春、「パラダイス文書」に基づく報道をその年の11月5日に始めると決めており、それを10日後に控えた2017年10月26日、「パラダイス文書」取材プロジェクトに参画するニューヨーク・タイムズの記者がICIJのためにロス氏にあてて質問状を出した。
その手紙は次のような内容だった。
「私はニューヨーク・タイムズの記者です。あなたの投資活動に関す
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