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最高裁でパナソニック子会社「工場の海外流出で産業空洞化」と主張

パナソニック子会社偽装請負で最高裁判決、原告労働者「今後もあらゆる手を使って職場に戻る決意」

奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 非正規労働者を違法に働かせる「偽装請負」を告発する動きのきっかけをつくった元パナソニックプラズマディスプレイ労働者・吉岡力さん(35)の訴訟が2009年12月18日、最高裁で終結した。職場復帰は認められず、90万円の賠償金のみ。吉岡さんは「違法行為をしてもいいと許す判断で、情けない」と怒り、法改正への期待を口にした。

  ▽筆者:奥山俊宏、江口悟

  ▽この記事は2009年12月19日の朝日新聞に掲載された原稿に大幅に加筆したものです。


 吉岡さんはこの日、判決主文の言い渡しを法廷で聞いた後、村田浩治弁護士らとともに記者会見に臨んだ。後ろには、同様に偽装請負で働かせられ、この夏にキヤノン

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奥山 俊宏(おくやま・としひろ)

 朝日新聞編集委員。
 1966年、岡山県生まれ。1989年、東京大学工学部卒、朝日新聞入社。水戸支局、福島支局、東京社会部、大阪社会部などを経て特別報道部。『法と経済のジャーナル Asahi Judiciary』の編集も担当。
 著書『秘密解除 ロッキード事件  田中角栄はなぜアメリカに嫌われたのか』(岩波書店、2016年7月)で第21回司馬遼太郎賞(2017年度)を受賞。同書に加え、福島第一原発事故やパナマ文書の報道も含め、日本記者クラブ賞(2018年度)を受賞。近刊の共著書に『バブル経済事件の深層』(岩波新書、2019年4月)。
 そのほかの著書として『パラダイス文書 連鎖する内部告発、パナマ文書を経て「調査報道」がいま暴く』(朝日新聞出版、2017年11月)、『ルポ 東京電力 原発危機1カ月』(朝日新書、2011年6月)、『内部告発の力 公益通報者保護法は何を守るのか』(現代人文社、2004年4月)がある。共著に 『現代アメリカ政治とメディア』(東洋経済新報社、2019年4月)、 『検証 東電テレビ会議』(朝日新聞出版、2012年12月)、『ルポ 内部告発 なぜ組織は間違うのか』(同、2008年9月)、『偽装請負』(朝日新書、2007年5月)など。
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