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調査・検証

秘密解除・ロッキード事件

 米国の大手航空機メーカーから日本の政治家に裏金が渡ったとされるロッキード事件は1976年2月に米国で明るみに出て、その年の夏には、前首相・田中角栄が東京地検に逮捕される事態に発展しました。総理大臣の汚職が暴かれたという意味でも、戦後日米関係の不明朗な一端を垣間見させたという意味でも、戦後最大の疑獄と言って差し支えないだろうと思われます。

 発覚当時、摘発当時、あるいは、公判進行中には不可能だった視点に立ってあの事件を改めて追いかけ、検証してみようと私たちは考えました。2009年以降、アメリカン大学の調査報道ワークショップ(米ワシントンDC)と朝日新聞の報道局(東京)を拠点に、秘密指定を解除されつつある米政府の内部文書を集中して読み漁り、分析と取材を進めてきました。その成果は連載企画『検証・昭和報道』などで朝日新聞紙面に記事として出してきましたが、紙幅の都合で書き尽くせなかった点が多々あります。そこで、この『法と経済のジャーナル AJ』と岩波書店の月刊誌『世界』誌上で詳細を報告します。

 

1-1) ホワイトハウスに届いたメッセージ「MOMIKESU」

1-2) 米上院の暴露が朝刊に突っ込まれる

1-3) 発覚翌日、米国務省日本部長と中曽根幹事長が接触

1-4) カネを受け取った高官はだれ? 公務員の名前は暴露されず

1-5) 「2つの頭をロッキードに食われたヤマタノオロチ」

1-6) 駐日アメリカ大使館が疑惑の政治家を列挙して本国に報告

1-7) 宮沢外相と米大使が密談を重ねる 不満がたまる世論

1-8) 2月18日夜「公表はできるだけ遅らせるのが最良」

1-9) 翌朝、メッセージの変更を依頼「MOMIKESU」に

1-10) 駐日大使館の分析、アメリカの国益は?

1-11) 表では「一切の資料の提供を」と米政府に要請

1-12) 米政府の機密解除文書から見たロッキード事件

 

2-1) 「ハイレベルの米政府の圧力」で圧力

2-2) 田中内閣発足5日、丸紅社長と米大使が会談

2-3) 「田中の圧力があれば航空機購入を表明できる」

2-4) 「過度の競争を避けるために日米合意に」

2-4) 「過度の競争を避けるために日米合意に」

2-5) 「三井物産副社長に中曽根事務所から呼び出し」

2-6) 機種選定で田中首相に面会した三井物産副社長

2-7) ニクソン大統領は田中首相にロッキードの話をしたのか?

 

3) CIAから「日本の政党」への資金提供で日米が口裏合わせ

 

4) 米政府は田中角栄をどう見たか「腐敗のオーラをまとったウソつき」

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